20080521上田の里山 菖蒲平から鳥小屋山

 上田太郎山から西へ延びる尾根の端に虚空蔵山(1076.9m)がある。尾根は更に下がって、次のピークが鳥小屋山である。実は菖蒲平から虚空蔵山まで歩く予定であったが、出発が遅くなり、虚空蔵山直前の鞍部(ソデ)に着いたときは午後1時直前だったので、この日はここまでとして、左に林道まで下り菖蒲平に戻った。歩程約2時間であった。

 林道を菖蒲平方向へ向かうと菖蒲平直前に林道上部を送電線が斜めに横切る部分があり、ここに「虚空蔵山菖蒲平登山口」と書かれた道標があり、ここから歩き始めた。 
 車から降りたとき、ハラリと上から落ちてきて、肩に当たったものがあった。薄紫色の花であった。上を見上げながら、はて、何の花だろうか、と考えてみると、思い当たるものがあった。家に戻ってから調べてみると「当たり」であった。それはもっと紫が強いようであったが、間違いなく「桐」の花であった。


 地面に落ちた桐の花。木で咲いているときはもっと紫が強いかも知れない。

 登山口からすぐに尾根に出て、左へ道をとると最初のうちは送電線鉄塔の巡視路に当たるようで、樹脂製の階段が続くが、その階段がなくなり歩きにくい急な斜面を頑張ると30分かからないで見晴らしの良い露岩の山頂に出た。何の道標もないがここが陣馬鳥越山のようだ。ここからは見晴らしが良く、爺岳・鹿島槍ヶ岳からしろ馬岳・小蓮華岳などが強い春霞の中にうっすら見えている。前々日の低気圧と台風の通過後で台風一過の晴天を期待してきたが、強い春霞で残念。


 最奥の雪を被った山波が北アルプス、最左は岩小屋沢岳から鳴沢岳に連なる山波、その右は爺岳、さらにその右に鹿島槍ヶ岳、鹿島槍ヶ岳の左手前は冠着山(姥捨山)。この写真は水平がかなり狂っており、右下がりになってしまった。



 同じく陣馬鳥越山山頂から杓子岳・不帰岳・しろ馬岳・小蓮華岳・乗鞍岳


 同じ山頂から東方向には千曲川・新幹線などが見えた。


 陣馬鳥越山からゆっくり歩いて約30分、眺望無しの鳥小屋山を素通りし、ソデと呼ばれる鞍部に着くと、東南方向だけが開けていた。この写真では最左奥に蓼科山、最右の奥は美ヶ原に続く尾根、その手前は独鈷山。


 ソデから東方向へ谷を下る道沿いにはニリンソウの他に上の写真のカキドオシが群落状に咲いていた。

 写真には撮らなかったが、ヤマツツジが盛りで、鳥小屋山山頂付近はまだツボミだったが、そこ以外は山道を彩って迎えてくれた。

 地図については以下を参照して下さい。
http://www.city.ueda.nagano.jp/hp/ht/komink/seibuk/lib/20071005143232897.pdf