20080504 オオヤマザクラを見に西蔵王放牧場へ
去年も訪れたが全く咲いていない1週間前くらいに来てしまった。その反省から今年は現地のペンション三百坊さんのブログを参考にして、満開になった日の2日後に行ったのだが、多くは盛りを過ぎてしまい、まだ咲き残っていたのはオオヤマザクラとしては2本だけだった。ただし、標高がもっと高い900mくらいにあるオオヤマザクラはまだ咲いているそうだ(5/4の三百坊さんのブログによる)。満開になった後、多くのオオシマザクラが2日後には散ってしまったのは異常に高い気温が続いた事に寄るようだ。多くのオオシマザクラが満開の所を見てみたいので、また、ここを訪ねることになるだろう。
咲き残っていたオオヤマザクラは花の色が特に濃かった。この花の色が特に濃いオオヤマザクラは色がもっと薄いオオヤマザクラより一寸遅れて花を咲かせるのかも知れない。

放牧場の入り口ゲートから舗装林道を登っていくと咲き残っているオオヤマザクラが見えてくる。上の写真の一番左側のサクラが残り具合が良いので、これを目指して林道を登っていく。
放牧場を取り囲む山々の山腹には放牧場内のサクラよりずっと背が低いオオヤマザクラが点々と見えている。放牧場が作られる前は放牧場になった部分も含めて、このような状態であったのであろう。放牧場が作られたのは西行がオオヤマザクラを見に来た時よりずっと後であろうから、西行がここを訪れた時の様子が想像される。
林道を10〜15分程歩いて行くと鉄条網が外してあって左側へ入っていけるようになっており、一際花の色が濃いオオヤマザクラへ近づいて行った。
目的の場所に着いて、遠くに数本の盛りを過ぎてしまったサクラを見下ろせる場所からの一枚。
山腹にある植林はいつ植えられたものだろうか? 100年はいっていないとしたら、西行が訪れた時には一面に広葉樹だけだったのであろうか、などと考えてしまった。

さらにオオヤマザクラの根本に近づくと犬を連れた家族らしき人達が休憩していた。
山道を歩いて「うがい場」に出て、林道に戻り、林道終点まで歩いてみた。終点近くから放牧場を見下ろすと、まだ咲き残っているサクラが点々とあり、なかなか綺麗だ。
放牧場の上の方を見ると樹形からはオオヤマザクラと見られる木が何本か見られ、これらが咲いている時の様子を見たいものだ。
この後、近くのソバ屋でソバでもと行ってみたが、車が沢山停まっててずいぶん混んでいそうだったので諦めた。
この日は西蔵王公園キャンプ場に泊まった。キャンプ場でテントを張って泊まるには前もって市役所に電話して予約しなければならない、とのことなので、駐車場で車中泊とした。その駐車場の周辺にはエンレイソウが沢山咲いていた。

次の日の朝、放牧場のゲートを入ってすぐの場所から上を見ると、この風景が見えてくる。真ん中に一際色の濃いオオヤマザクラがある。この日はこれを見に行った。
少し登ったところから一枚。
目的の木そばに着いて一枚。真ん中のサクラは散り始めてはいないが見頃は2〜3日前と思わせる風情だった。この写真には写ってはいないが右手前にあったオオヤマザクラはハラハラと散っていた。残念ながら数本を超える幹の半分程度が枯れており、生き残っている幹が枯れないように手当が出来ると良いのだが。
後を振り返ると残雪豊かな朝日連峰が雲海の上に見えていた。
時々、日が差し込み、サクラの色合いが違ってくる。
9時過ぎにここを切り上げ、米沢に向かい、白布峠を越えて裏磐梯に出て、猪苗代から高速に乗り、上越回りで上田へ戻った。途中の裏磐梯檜原湖周辺でオオヤマザクラを見たが、色の濃い、なかなか綺麗なものもあった。
檜原湖へ出る直前、道路近くのオオヤマザクラ。